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執筆者の写真光司 戒能

ヴォイシング Vol.4 〜もっと省こう〜

今回はVol.3よりさらに省いてみましょう。



〜Ex.1〜

・3度と7度のみ


「もはや2音でもいいのでは?」


と思って昔この練習を始めました。


いつも通り指板上どこでも弾けるように練習しましょう。


Key=C Major


Dm7-G7-CΔ7-A7


Ⅱm7-Ⅴ7-ⅠΔ7-Ⅵ7




これも


「3度をオクターブ上げる・下げる」

「7度をオクターブ上げる・下げる」


など可能性は無限大です。


この練習を元にフレーズ練習でも何か曲を用意して


「3度と7度しか弾かない」


という縛りをつけてアドリブ練習したりしました。


単音でコードを感じる・感じさせる練習です。


「R+3度」

「R+7度」


など色んなパターンで練習するのがいいと思います。


Kurt Rosenwinkel氏の

クリニック動画を最後にのせておきます。


曲を練習する際に


「メロディー+R&7度」

「メロディー+3度&5度」


などなど、色んなパターンで練習されていたそうです。



〜Ex.2〜

僕がよくやるヴォイシング練習である


音を極力動かさないコードチェンジ


めっちゃ音少ないバージョンです。


「トップを1オクターブ下げた」

バージョンも弾いてみました。


コードに対して何度の音なのか

を意識しながら練習してみて下さい。



・Ver.1




・Ver.2(1音オクターブ下げ)



次はご自身でVer.1の

「低い方の音を1オクターブ下げた」

練習にトライしてみて下さい。



〜おわりに〜

今回は以上になります。


ソロをたくさん練習したいと思うのですが

「人を引き立てる演奏」

もとってもカッコいいです。


セッションなどで自分のソロ以外

退屈そうにしてたり淡々と弾いているようでは

アンサンブルの意味が全くありません。


そういう人の演奏は全然面白く無いですし

そういう人柄がプレイにもろ出ます。


他人あってこその音楽です。



そして僕が大好きな


音を極力動かさないコードチェンジ


はとっても勉強になります。

是非この練習を取り入れてみて下さい。


次回はそのようなヴォイシング練習を

ご紹介しようと思います。


ありがとうございました。



メンバーシップ・レッスン募集中です。


興味あれば、是非よろしくお願い致します。

ありがとうございました。


メンバーシップ:Plans & Prising

レッスン詳細:LESSON

お問い合わせ:info@koji-kaino.com




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