今回はコードトーンを実際に弾いてみましょう。
「そもそもコードトーンとはなんぞや?」
という方は
をご覧下さい。
コードトーンはハーモニーを考える上で
とっても大切な基礎です。
「スケールをある程度覚えたしアドリブもスケールで少し弾ける」
という方でも、コードトーンをしっかり学んでいなければ意味がありません。
コードトーンのような基礎的な部分をしっかり固めないと
曲中のアドリブにおいて、その曲のハーモニーをうまく表現出来ません。
例えば
”Isn't She Lovely”は
・C♯マイナーペンタ
・Eメジャースケール
などスケール1発で
アドリブ取れないこともありませんが
同じKeyの他の曲でスケール1発戦法を使っていると
曲が持っているもの全てが薄れてしまい
「Key=◯◯の何か」
になってしまいます。
たった1人で単音で弾き続けても
コード感・曲のハーモニーを表現できる
ようになりましょう。
基礎がしっかりしていないと本当の意味で次のステップへ行けません。
自身の音楽で多くの人に多くの感情を与え続けている方々ほど
コードトーンの練習など基礎が凄まじいです、、。
地味であまり楽しくなさげな練習ですが
つまらないことを地道にたくさんやった人
がうまくなる人たちです。
たくさん練習しましょう。
〜練習方法〜
まず僕がコードトーンやフレーズ練習で大切にしているのは
・指板を横に広く使うこと
・声に出しながら弾くこと
ギターは弦が6本あり(更に多いのもありますが)
縦で動いてしまいがちです。
所謂、ボックスポジション的なやつですね。
しかし、22フレットくらいあるのに
ボックスポジションで4〜6フレット分だけで考えてしまうのは
もったいないです。
指板上を縦横無尽に駆け巡るように
練習するのが僕のオススメです。
代表的な5つのコードトーンを紹介するので
なるべく横に広く、そして実際に声に出しながら
練習してみて下さい。
声に出すことでインターバルの理解もより深まります。
※ R=ルート
3=メジャー3rd
5=5th
7=メジャー7th
♭3=マイナー3rd
♭7=マイナー7th
〜Major 7th〜

〜7th〜

〜Minor 7th〜

〜Minor 7th(♭5)〜

〜Diminished 7th〜

※6thを♭♭7と表記してますがディミニッシュは
「減七の和音」ですので便宜上
6th=13th=♭♭7
と表記してます。
〜おわりに〜
今回は以上になります。
視覚的に理解できますが
音で理解することが大切です。
指板を横に広く使い、指板上のどこにいても
フレージング、ヴォイシング、ハーモニー等を
考えられることが大切なのです。
そして、ある程度練習してからよくあるのが
上昇はすぐ出来るが、下降が少しつまずく
という現象です。
大体の方が低音から弾き(練習し)始めます。
・高音から弾き始める
・バラバラに弾く
など色々工夫してみましょう。
以上、コードトーンの紹介でした。
次回は、コードトーンの基礎練習法についてです。
ありがとうございました。
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